みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
僕たちの商売道具。
「包丁」
ピンからキリまであります。
やはり高い包丁は確かにいいですが、ある程度までいくと、あとは
「自分の手に合うか(握りやすいか)」とか「使いやすいか」とか、そんな感じになると思います。
これは洋包丁に限ったことかもしれません。
和包丁はまた違うのかもしれません。
値段の高い包丁は何が違うのか?
まず、「刀身」の材料によってかなり違います。
また「柄」の材料によっても違います。
また、刀身に絵柄が入っていたりするものもありますが、それはもう半分飾り物みたいな感じで、飾ったり、人前でのサービス用にしたりするものになります。
僕はそんなに高価な包丁は持っていません。
あまり高い包丁を持ってしまうと、使わなくなります。
これは全てのものにおいてです。
僕の性格です。
いわゆる「宝の持ち腐れ」状態になります。
実は買った当初は使っていたけど、今は大切に包丁ケースにしまってある包丁があります。
僕の持っている包丁の中で一番高い包丁です・・・(やはり・・・笑)
働き始めて自分で初めて買った包丁です。
今使っている包丁には、フランス旅行のお土産で料理長からいただいたものもあります。
僕が言うのもなんですが、お土産なので、そんなに高価なものではないようです。
使いやすいかと言われると、大きな声では言えませんが、それほど使いやすくないです。
そんな包丁なので、切れ味も・・・
でも、どうしてでしょう?
もう長い間使っています。
他の包丁にも言えますが、やはり僕はガンガン気にせず使える方がいいみたいです。
一番小さいペティナイフなんかは、本当はもう少し刃が長かったんですが、フランス人に貸したら、落として刃先を折られました!
いまだに腹が立ちます!!(笑)
使う度に思い出します。
つまり毎日・・・(笑)
すぐにコンクリートの地面で荒削りして、砥石で刃をつくりました。
「いいよ、大丈夫!仕方ない、気にするな!」
とは言ったものの、本当はめちゃくちゃ腹が立っていました!
大切な包丁ですからね。
そんな毎日使う包丁は、きちんと洗ってキレイにしておきます。
匂いのキツいニンニクなどを使ったあとは、特に念入りに洗います。
また、肉や魚に使ったあとは、必ず熱湯消毒をするようにしています。
たまに包丁のにおいを嗅いでいる姿を見かけたら、趣味とかではないので、勘違いしないでくださいね。
匂いをチェックしているだけですからね。
包丁って、結構汚れますからね。
きちんとキレイにしておかなければいけません。
この真ん中の包丁がフランス土産の包丁で、本当に良く使っています。手前が折られた包丁です・・・
しばらく研いでないなあ・・・