みんなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「食べられるお守り」を食べました!
というのは、創業100余年の鬼瓦メーカー鬼福さんが原型製作した「食べられるお守り」こと、「三州鬼瓦アイスもなか」です。
これは鬼瓦の形をしたアイスコーンの生地にラクトアイスを挟んだものです。
見た目は本当の小さい鬼瓦のようです。
置いてあったら、まさかアイスだとは思いません。
それくらい見た目は本物の瓦製品のようです。
鬼瓦はもともと「魔除け・招福」の縁起物です。
その鬼瓦を、ゲン担ぎやけ景気付けの食べ物として、新しい事に挑戦する人に勇気や元気を届けられたらという事で作ったそうです。
鬼瓦職人が作った鬼瓦を3Dスキャンでデータ化し、食品用金型を製作。
もなかの皮には竹炭を練り込み、濃淡をつけることでリアルな瓦の色を表現しているそうです。
愛知県西三河地方は日本全国の屋根瓦の7割近くを生産しています。
そして鬼瓦という文化も1000年以上続いてきたものです。
この文化を未来へ伝えたい!
でもそのためには、鬼瓦自体も変わっていかなければいけないと思ったことが、この「鬼瓦アイスもなか」を作るきっかけにもなったそうです。
マジメだけではつまらないから、「伝統×ユーモア」で、見たひとや食べた人がクスッと笑ってちょっとHAPPYになってもらえたら幸いです、とあります。
確かに目を引きますし、面白いと思います。
伝統は留まらず変化も必要なんですね。
もちろん味も美味しかったですよ。