高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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鬼コラボにイイね!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今回は高浜市のとっておきニュースをお伝えしたいと思います。

 

イイね!イイね!!

 

やってくれました!

 

前から、「コラボとかしたらいいのに・・・」と思っていました。

 

「鬼師」「鬼瓦」「鬼祭り」「鬼みち」・・・・

 

高浜市は「鬼」がたくさん。

 

もっと「鬼」で売り出せばいいのに!と一市民が勝手に一人でつぶやいていました。(そのことは以前のブログでも書いていました。)

 

実際するなんて、その行動力に感激です!

 

あの人気漫画「鬼滅の刃」と高浜市で活躍する鬼師が、「鬼」つながりでコラボするということが決まったことが市より発表されました。(9月17日中日新聞朝刊より)

 

 

限定グッズ販売や、鬼師の体験会も予定されているそうです。

 

またPR用の写真にあるポスターも製作中ということです。

 

これはファンにとっては見逃せない企画ですし、ポスターはすぐに目に付き、子供達にも興味を抱いてもらうことができると思います。(ただ人気なだけに、ポスターの盗難とかありそうで心配ですが・・・)

 

高浜市に生まれながら、「鬼師」という存在を知ったのは恥ずかしながら最近のことです。

 

僕がしばらく高浜市を離れる前はちょうど「バブル時代」でした。

 

しかし「瓦」産業に関しては、段々衰退していっているように思えました。

 

「高浜市って何があるの?」

 

と聞かれても、その「瓦」と答えるしかなかったような気がします。

 

当時の若い僕たちのとって、申し訳ないですが当時は「瓦は格好悪い」みたいな思いがあり、世の中も「瓦は古くさい」みたいなイメージがあったような気がします。

 

今思えば、その良さを知らなかったんです。

 

ここ最近は全国的に、伝統産業や伝統工芸、伝統行事といった、昔からずっと続いていることをに対して関心が持たれ、改めてその良さ、大切さに気付き、見直されています。

 

そんな中で「鬼師」という存在を知り、「伝承するべき大切な技術を持った職人さん達」だと思いました。

 

もともともの作りは好きで興味がありました。

 

なので、もっと若い時に「鬼師」の存在を知っていたら、「仕事」としてもっと興味を持っていたかもしれないと思います。

 

しかしそれは今の自分がそう思っているだけで、存在を知っていても時代がその「鬼師」に注目していなかったことは否めないので、もしかするとそれほど興味を持つ職業だとは思わなかったかもしれない、なんて色々思ったりします。

 

そんな「鬼師」。

 

現在、活躍している鬼師は全国でわずか150人程度と言われているそうです。

 

瓦の主な産地は、高浜・碧南を中心とする「三州瓦」、島根県石見地方の「石州瓦」、兵庫県淡路島の「淡路瓦」、愛媛県今治市の「菊間瓦」、福井県の「越前瓦」などが全国に点在しています。

 

このように貴重な存在である「鬼師」の方々には頑張って欲しいと思いますし、高浜市の誇るべき存在だと思います。

 

伝統工芸などの後継者不足で、その技術が途絶えてしまうことが危惧されています。

 

それゆえ「市」ではなく、「県」や「国」に於いてもこの貴重な存在を大切にして欲しいと思います。

 

とにかく今回のコラボでもっと存在が知られることを願っています。

 

 

 

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