みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
東京銀座などに店を構える「銀座ウエスト」がSNS上で、
「今年の紅茶は例年にくらべて味がおかしい」
というお客様の声を取り上げました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、紅茶の収穫期である3月〜4月にインド全域で実施されたロックダウンにより、収穫の遅れが発生したとのことです。
この状況が、新茶葉の収穫期である来春まで続くそうです。
それまでは根本的な改善は難しいようです。
日本紅茶協会は、インドのロックダウンと大雨の影響で紅茶の生産量が落ち、価格が上がっているのは事実としながらも、
「採れた茶葉の品質に問題は無かった。」
と述べていたようです。
全く予想もしていなかったような分野からも「新型コロナウイルス感染拡大」の影響が出ているんですね。
ということは、コーヒー豆にもその影響が少なからず出てくるのではないかと思います。
「ワインなんかにも出てくるのかなあ?」
ということは「日本酒」にまで?
今のところお米についてはそれほど何も言われていないので、大丈夫かと思います。
しかし、それぞれの消費量が落ち込んでいると思われるので、逆に余ってしまう心配があるかもしれません。
初め、そのニュースを聞いた時、
「何で?」
と思いました。
「コロナ」と「紅茶」が結びつきませんでした。
ヨーロッパでは飲食店が開けられない状態にあります。
きっと、フランスやイタリアで修行をしている人、修行に行く予定だった人はたくさんいると思います。
止むを得ず帰国された人もいると思います。
いつになったら終わるのかわかりません。
もしかすると終わらないかもしれません。
しかし絶対に良くなって行くと思います。
美味しい食材は絶対にコロナで無くすわけにはいかないですね!