みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「いちじく」が最盛期を迎えています。
愛知県はいちじくの産地です。
特に西三河。
そうです、この辺りです。
安城周辺が一大産地ですね。
僕も小さい時から食べていましたし、毎年親戚からもらったりしていたので、買うことはほとんどありませんでした。
愛知生まれではないスタッフ「K」は、生で食べることはほとんど無かったそうです。
この仕事をするようになって、
「え!いちじくってこんなに高いの!」
と思いました。
デザートやケーキに乗っていても、ほんのちょっと。
いつも丸ごと何個も食べていたので、
「なんだかセコいなあ・・・こんなんじゃ味もわからないよ・・・」
なんて思っていました。
いちじくは漢字で「無花果」と書きますね。
花が無いと書きますが、花はあるんですよ。
いちじくの中身の赤い粒粒。
あれが花なんです!
いちじくを木から切り取ると、白い液体が出てきます。
手についたり、食べたりしても”かゆく”なります。
小さい頃祖母によく言われました。
「かゆくなるで気をつけりんよ!」
もちろん言われた通り、かゆくなっていましたが・・・
この白い液体はタンパク質分解酵素で「フィシン」と言いうものです。
いちじくを害虫から守る防衛物質なんです。
みなさんも気をつけてくださいね。
皮膚の弱い人はかぶれたりするので注意してください。
ただ、食べても害にはなりませんので安心してください。
そして、今年も作りました!
「いちじくジャム!」
出来たてほやほやです!
いちじく、砂糖、レモン果汁のみで作っています。
昨年はシナモンを少し、本当に香り付け程度に入れましたが、今回は入れませんでした。
シンプル作りました。
どうぞご賞味ください。
いちじくジャムのことをもう少し書こうと思ったんですが、今回はこのへんで失礼します。
続きは次回にします。