みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
もう「いちじく」の出荷が始まり、産直に並んでいます。
まだ最盛期には早いので、ちょっとお高めですね。
明治用水頭首工の漏水問題で、いちじく農家さんは大変でした。
ちょうど実が付き始め、水が必要な時に水が無い・・・
そんな苦難を乗り越えて、こうして立派ないちじくを手にすることができたのは、本当に嬉しいことです。
そんないちじくで、毎度ながらジャムを作りました。
「いちじく」と言うと、必ずネタになるのが、実のことですね。
いちじくの実として食べているのは、厳密には果実ではなく「花」に当たる部分です。
そんな花が咲いているところを見ることがで見ないので、「無花果」と書かれるようになりました。
国内で流通している「いちじく」の8割は「桝井(ますい)ドーフィン」という品種です。
そして生産量日本一は愛知県!!
と言いたいところですが、2016年までは全国一でした。
しかし、それ以降は和歌山県に僅差で1位を譲り渡しているようです・・・
世界に目を向けると、生産量1位はトルコです。
2位はエジプト、3位はモロッコと中東が多いですね。
日本は16位なんですよ。(2020年)
日本はいちじくを生で食べますが、外国では火を通したり、ドライフルーツにしたりすることが多いですね。
もちろんジャムもありますよ。