高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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ラップは使い慣れたものがいいです。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「ラップは使い慣れたものがいい」

 

これは僕の格言です。(笑)

 

というのは冗談ですが、本当のことでもあります。

 

どこの調理場にも、また家庭の台所にも必ずあるものが「ラップ」です。

 

毎日使います。

 

いまや調理の際の必需品となっています。

 

なので、いつも使う物は使い慣れた同じ商品の方がいいです。

 

特に毎日、何回も、しかも忙しいときには尚更です。

 

ラップってすべてが同じではありません。

 

何が?

 

その一つは「切り口」です。

 

僕が使っているラップは、ラップ本体を左手に持ったときに、ラップ本体は上に、右手は下に動かしてラップを切るタイプです。

 

しかし家の台所で使っているラップは違う物なので、すごく違和感を感じてしまいます・・・(笑)

 

切り口の位置や、ラップの厚さ、ラップの素材、入れ物の箱の形など些細な違いが違和感となりストレスを感じてしまいます。

 

商品によって切り口の位置が違うので、同じ商品を使っていれば、いつもストレス無く同じように使うことができます。

 

調理場ではこうした小さなストレスを無くすことで、スムーズに仕事をすることができます。

 

いつも同じ物、同じ位置にあることで、ストレスのないスムーズな動きをすることができます。

 

ラップ一つが変わっただけで、それがストレスとなります。

 

そんな「ラップ」が誕生したのは1900年代のことです。

 

元々は食品の為ではなく、戦争時代に兵士を蚊などの害虫から守るためや、火薬や弾薬を湿気から守る為に開発されました。

 

戦後、アメリカの化学メーカーの技術者がピクニックに行ったときに、余ったラップにレタスを包んで行った事がきっかけで、食品の保湿と保管の用途にも使える事がわかりその後、食品用ラップとして世に出る事となりました。

 

実は1950年代、ラップを日本で発売した当初はまだ日本には冷蔵庫すら普及していない状況だったこともあり、何に使う物かもわからず、売り上げには苦戦したそうです。

 

しかし、1965年代、冷蔵庫や家電が普及しはじめて、ようやくラップの存在が評価され始めていったそうです。

 

最近では「防災グッズ」としても注目されていますね。

 

これはもともとの用途でもあったことですね。

 

でも気になるのが、毎回ラップを開けたときに、使い初めのところを探してはがすのに苦労しています・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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